DXメモ

レーティングバトルで使ったパーティの公開をします 他にも思ったことをつぶやきます

S13 トリプルレート構築: トゲキッス軸無天候ガルーラスタン

どうも ライトDXです

今回はS13のトリプルレートで使用した構築を紹介します

 

 

 

個別解説

トゲキッス〉 性格:穏やか 持ち物:オボンの実

実数値:192(252)-x-121(48)-140-163(108)-113(100)

努力値:HⅮギルガルドの珠ラスターカノン耐え S準速ギルガルド抜き 余りB

技構成:エアスラッシュ 追い風 この指とまれ 守る

解説:この構築の軸 追い風やこの指とまれのサポートは勿論エアスラッシュの6割怯みも非常に強力です トゲキッスは相手にすればわかると思うんですがとれる行動の幅がかなり広いので(追い風、指、怯み願望の雑なエアスラはどの盤面でも基本的に使える)行動を読まれにくいです

また取れる幅が多いこのポケモンの守るは非常に読まれにくくアドバンテ―ジをとりやすいです そして劣勢時も多い風からの怯み願望エアスラで挽回を狙えます 元々厳しい状態ではある程度割り切った行動も必要ですがエアスラの怯み率は逆転にかける確率として決して低くない確率であり実際劣勢時からの追い風怯みで盤面を立て直したことも多かったです これに加えてガルーラ入りの構築で重くなりがちな叩きパをある程度牽制できます 持ち物は耐久指数を上げるためオボンの実で配分はギルガルドを強く意識したものになっています

 

ヒードラン〉 性格:臆病 持ち物:命の珠

実数値:167(4)-x-126-182(252)-126-141(252)

努力値:CS振り切り 余りH

技構成:熱風 ラスターカノン 大地の力 守る

解説:エースその1 一般的なガルーラを軸としたスタンダートのパーティのエースにはニンフィアが採用されてることが多いですが採用することができなかったので範囲技エースとしての役割をもたせるために持ち物を火力を伸ばす命の珠としました

一般的にヒードランは優秀な耐性から詰めの駒にも成りえるのと縛られやすい性質から丁寧に扱うことが多いですがこの構築ではトゲキッスを横に置くことにより範囲エースとして強気に動かすことができます 前に出していても強く耐久に努力値を割かなくても優秀な耐性で後出しが可能な点が強みですね 努力値配分はエースなので特攻に振り切るのは勿論のことミラーを意識して性格は臆病で素早さは最速に設定しました 

 

ガルーラ〉 性格:意地っ張り 持ち物:ガルーラナイト

メガ進化後実数値:181(4)-194(252)-120-x-120-152(252)

努力値:AS振り切り 余りH

技構成:おんがえし グロウパンチ 不意打ち 守る

解説:エースその2 トリプルでは珍しい猫だましを切ったグロパンガルーラ

トゲキッスを隣に置けるならグロウパンチを積みやすいと判断して採用しました  実際トゲキッスと並べてるときは勿論そうでない場合もグロウパンチを積む機会は多かったです そしてグロウパンチはあまりよまれなので追い風ターンを交代で受けまわしてターン切れを狙うような動きに非常に刺さりました ガルーラトゲキッス並べるとギルガルドに対して大きく隙をみせてしまいがちですがグロウパンチを積むことができれば相手のギルガルドの動きを牽制できるのも採用理由の1つです 猫だましを切ってますが相手は猫だましを警戒しないわけがないので出したターンはそれを考慮しながら動きます ただ猫だましを切ったガルーラはトリルターンの稼ぎやお互い消耗した終盤の盤面での死に出しでの性能を落としてしまい困るときも多々ありました

また不意打ちと守るは片方を見せたらもう片方に基本的に読まれません それも常に意識してました 盤面が均衡してきた状態ではこのような些細な部分で大きく盤面が動くからです 配分については色々試しましたがガルーラミラーでほぼ確実に後手に回ってしまうのは辛い(トリプルのガルーラは最速個体が多い)ですがやはりメインウエポンが恩返しである以上A補正は欲しく相手のリザードンサザンドラカメックス辺りに先制されるわけにもいかないので準速に設定しました

 

 

〈ギルカルド〉 性格:控えめ 持ち物:気合の襷

シールド時実数値:136(4)-x-170-112(252)-170-112(252)

努力値:CS振り切り 余りH

技構成:ラスターカノン シャドーボール ワイドガード キングシールド

解説:便利なやつその1 滅びパへの耐性、フェアリー体制、叩きへの牽制、単体性能の高いワイドガード持ち

相手のニンフィアギルガルドに先制して攻撃するためにSは振り切り 火力も足りないのでⅭにも振り切り 持ち物はブレードのまま突っ張る択を作ることができる気合の襷

それにしてもこのポケモンは本当に強いですね 自分がトリプルでギミックのないスタンダートな構築を組むときほぼ確実に入ってきますね

 

 

カポエラー〉 性格:意地っ張り 持ち物:カゴの実

実数値:157(252)-135(60)-130(116)-x-130-100(80)

努力値:HBキリキザンのA+1珠アイアンヘッド耐え AインファイトでH4ふりサザンドラ確定一発 余りS

技構成:インファイト 猫だまし ワイドガード フェイント

解説:便利なやつその2 威嚇、ねこだまし、ワイドガード、フェイントなどトリプルでほしい要素を一匹で満たしてくれます 威嚇によりトゲキッスの耐久を疑似的にあげるのはかなり重要です トゲキッスはかなり岩雪崩を中心とする全体技を誘発するのでギルガルドと合わせてワイドガード二枚耐性にできるのもよかったです 持ち物はドーブルを意識してカゴの実 ラムではないのはラム持ちが多いカポエラーに対して鬼火を打つプレイヤーは少ないと判断して後述のロトムに対してラムの実を持たせたかったのでカゴの実にしました 配分はトゲキッスを使う以上相手のキリキザンに対しては動けるようにしたいのでこうなりました 陽気にしてSをあげて上をとるのも試しましたが柔らかすぎて使いにくかったのでこれでよいと思います ミラーを意識して余った努力値をⅮではなくすべてSに回しました そんなにふってないですが大体のカポエラーの上をとってました

 

〈水ロトム〉 性格:臆病 持ち物:ラムの実

実数値:157(252)-x-127-126(4)-127-151(252)

努力値:HS振り切り 余りH

技構成:10万ボルト ハイドロポンプ 光の壁 横取り

解説:便利なやつその3 横取りによる相手の行動の牽制や光の壁によるサポートがメインですね 集中されやすいので守るがとてもほしいのですが切れる技がありませんでした 配分は耐久を確保するためにHに振り切り 次にSですが現在のトリプル環境ではドーブルヒードランカメックスや耐久調整をしつつそれらを意識し素早さ調整をしてるリザードンサンダーあたりは素早さがイタチごっこになっているのでそれらをまとめて抜くために最速に設定しました 実際ほとんどのリザードンやサンダーサザンドラを抜いて上から動くことができました 持ち物は耐久指数がたりないのでオボンの実を持たせたかったのですが前述したトゲキッスに渡したしかったので速いファスガ持ち入りのドーブル入りのトリパに対して動けるようにラムの実としました ダークホールを打たれても光の壁を張りトリルターンを稼ぐのを楽にすることができます また自身が環境に一定数いるトリパのエースメガバクーダに対して強いのも良いですね カポエラーにカゴの実をもたせてこっちにラムの実を持たせた理由は環境に多く存在する所謂juicy雨(トノグドラルンパクレッフィゴチルクチート) に出していくときクレッフィが横取り読みで威張るを選択してくることが多いと判断したからです 実際何回も威張られたのでこの選択は正解でした

 

全体解説:スタンダートなパーティが相手の場合トゲキッスを中心に展開をしていくのが基本 序盤はできるだけ手堅く動くことを意識し盤面が均衡してきた中盤で前述したトゲキッスガルーラの相手に読まれにくい技を交えながらアドバンテ―ジをとりそのまま押し切ることを意識してました 

次にスタンではない相手をするときの立ち回りを個別にみていきます

 

ドーブル入り叩き

叩きに対しては強い駒がそろっているので(トゲキッスカポエラーギルガルド)無天候のガルーラスタンの割には叩きに対しては互角以上に戦えます ラムカポエラーギルガルドなど単純にテラキオンに対して強いポケモンで戦うことに加えて、トゲキッスこのゆびとまれで相手のふくろだたきを吸う動きもとることができます テラキオンを突破できれば相手のメガ枠がリザードンの場合ヒードランが刺さることが多いです そうでない場合も押し切れることがほとんどでした

このパーティにしてから叩きパは20戦くらいしましたがほとんど負けてないと思います

 

②juicy雨(トノルンパグドラゴチルクレッフィクチート)

ロトムクレッフィの壁を牽制しつつガルーラロトムで相手の雨の部分、ヒードランギルガルドで相手のクチートと戦う動きを意識してました 壁を張られてもグロパンガルーラで崩しにいけます 苦手でも得意でもない相手ですがこちらに特殊が4匹もいて横取り持ちがいて神秘もないのでほぼ確実に威張られます そうなってくると神頼みになってしまいがちです

 

ドーブル入りガチトリックルームパーティ

初手で水ロトムで光の壁を張ってトリルターンをトゲキッスこの指とまれやワイドガードをうまく使いなが凌ぎ切りトリルがきれたら一気に畳みかけます ブルンゲルへの打点がミトムとギルガルドくらいなので詰められないように注意する必要があります

 

メガゲンガーゴチルゼル入りガチ滅びパーティ

ギルガルドが影ふみ無効なのでギルガルドをうまく使って戦います

襷持ちなのでブレード状態でもメガゲンガーに突っ張れるので強気に動いていけます

そしてこの手の構築にはグロパンガルーラが非常に刺さります なので基本的に有利です

 

⑤リザ―ドンまたはガルーラ軸のスイッチトリル

基本的トリルを張られるので無理に止めようとせず水ロトムで壁を張りながらトリックルーム下で戦います

通常状態では素早さはほとんどの場合上をとっています なので一回はトリルを張られてもよいので二回目のトリルは張られないようにしましょう

 

⑥バンドリマンダ

追い風を張りつつミトムの横取りで相手の追い風を牽制します 

上をとれていればダメージレースには有利で横取り持ちのミトムを前にだしやすいので比較的戦いやすいんですがよく一緒にいるモロバレルに隙をみせるのでそこには気を付けてました 

 

大体のパーティと戦えて絶対に無理という構築はないのですがこのパーティの大きな欠点として展開が遅いということがあげられます 

前述した通りトリルを絡めた構築は基本的にトリルを許すので展開を許してから巻き返すという感じで追い風でs操作をするスタンパ相手も基本的に先に追い風を貼られてしまいます なので切り替えしがきくように初手2手目を選ばないといけません

特にキッスの使い方が重要で初手から強引に追い風をするのか指を連打して使い捨てるのか相手に先に追い風をさせて時間差で追い風をするのかはしっかり考える必要があります 

上をとれてる状態で珠ヒードランとグロパンガルーラを展開することに成功すれば基本的に勝てると思います

 

 

戦績:S13 トリプルレート

最終レート:1947

最終順位:2位

結果には満足しています 

序盤に色々試行錯誤してましたがこの形にしてから戦績はかなりよかったです